昨日から母が実家に帰省していて火曜日まで一人暮らしです。
このお休みは(家に誰もいない事を良い事に・笑)今後の婚活に向けてプロフ写真の自撮りをしたり、ネットで調べ物をしたり今後の転職に向けての準備をしたり・・・のんびり過ごしていました。

今日、フと思った事がありました。

ここでも何度か触れましたが、元彼と付き合う前の私は恋愛の経験が一度もなく、街で異性のグループとすれ違うだけで俯いてしまう程異性とのコミュニケーションが苦手でした。

「彼氏が欲しい」とか「結婚したい」という気持ちはありましたが、とにかく自分に自信がなかったので異性と出会う前から「諦めモード」
合コン等出会いの場も誘われれば参加していたものの、とても苦痛でした。
自ら出会いの場に赴くなんて当時の私には考えられませんでした。

一人行動が基本で、一人映画館や一人旅も好きでした。
家にいる時はネットを見たりゲームをしたり(それは昔も今も変わらないですが・笑)。
月に1回あるかないかのペースで同性の友人と会ってお喋り。
そんな生活をしていました。
まったく「異性とは無縁」の生活。

当時の事を思い返した時に「こんな私でも“恋人”という存在が出来たのは物凄いラッキーだったのかも知れないな」と思いました。
だって異性と出会う為の努力なんてしていなかったのだから。
むしろ「異性を避けていた」と言っても良いかも知れない。

元彼と出会った頃の私は職場の人間関係がうまくいっておらず精神的にとても辛い時期で、帰宅後にオンラインゲームをして現実逃避するのが日課でした。
そのオンラインゲームで偶然同じチームに所属していたのが元彼です。
その後間もなく退職し、無職になった私は就活をしながら益々オンラインゲームに夢中になりました。
その無職期間(2~3ヵ月だったかな)にオンラインゲームに費やす時間が増えた事で元彼と会話をする機会が増え仲が深まっていきました。
この無職期間がなければ、多分私は元彼と恋愛をする事なんてなく、未だに異性とは無縁の生活をしていたと思うんですよね。

家に籠っていたのに恋人が出来た。
顔も見た事のない、チャットの文字でしか会話をした事のない私を好きになってくれる人がいた。
これって凄い事だなと。
多分滅多にない事なんじゃないかな。

結果的にダメになってしまったけれど、恋愛をする前と後とで私の目に映る世界は明らかに変わったので。
この恋愛があったからこそ生まれて初めて「家族と同じくらい大切な他人」が出来たし、「私の事を愛してくれる異性がいるんだ」と分かったし、「次の相手を探さなきゃ」と思える。
それは恋愛をする前の私だったら全く考えられなかった事。当時の私には異次元の話。

元彼との恋愛はあまりに狭い世界で暮らしている私が人として成長するために神様が「視野を広げる為の経験」として与えてくれたんじゃないかなと。
元彼との出会いはそのくらい奇跡的な出来事だったなと改めて思いました。

出会いって本当にどこに転がっているか分からないですね。